ANA国内線【PR】
―― 甲野善紀・内田樹「身体を通して時代を読む」―― 3/8
内田/結局、そこに成熟のプロセスに身を投じることができる人とできない人の分岐があると思うんです。目に見える達成目標を掲げて努力する人間と、解けない謎を追求する人間の違いだと思うのです。
 僕には二人のお師匠さまがいます。合気道の多田先生を通じて武道的な真理を問うプロセスがあり、レヴィナス先生を通じて哲学的な真理を問うプロセスがあり、ともに人間とはどういうもので、世界はどういうふうに成り立っているのかということを問うている。でも、どちらのプロセスも答えは教えてくれないし、「ここまでできたら卒業」というような達成目標も示されていない。教えてくれるの「謎の立て方」だけなんです。
by suqule | 2011-11-24 04:40
<< ―― 甲野善紀・内田樹「身体を... ―― 甲野善紀・内田樹「身体を... >>